美人じゃないけど色っぽい、いや、エロっぽいのがいいんですよね。
キャロル・ベイカーは1931年生まれ。なんと、自分の母親より年上(ちなみに、シルヴァ・コシナも1933年生まれなので、自分の母親より年上だという事を中学時代に「外国女優名鑑」のようなもので知って、軽いショックを受けましたけど)
1975年制作なので、この時44歳。映画の内容はこの当時流行の「筆おろし」もの。こんな年上の女教師に「課外授業」してもらうのが、この時代の少年たちの夢だったんですよね。
イタリアの小さな町に、美人?のピアノ教師、颯爽と登場!
悪がきに、自宅での痴態を盗み撮りされてしまいます。シャワーの後、欲求不満から自慰行為をしてるんですけど、ハリウッド女優がイタリア映画界に流れてきて、こんなことまでしちゃうとは。
もっとも、キャロル・ベイカー自身は、自分を使ってくれるイタリア映画界に感謝しているというような趣旨のインタビューがあるそうです。
盗み撮りの写真をネタに脅迫されて・・・
授業に大胆なシースルーの衣装で出さされたり、
わき毛を剃らされたり、
全裸になって、マッチの火であちこちを浮かび上がらせるような遊びをされたりと、
むちゃくちゃ、いたぶられるのですが、最後に写真・ネガを取り返してもらい、お礼に「筆おろし」されるという、単純にしてティーンエージャーの願望をそのまま表現した映画でした。
キャロル・ベイカーは、いかにも年増といった体ではあるのですが、それが逆に妙に現実的でなまめかしく感じたものでした。五月みどりも同様なんですけどね。
おまけ>>>イタリアB級映画ではお馴染みの、フェミ・ベヌッシ
キャロル・ベイカーとも、いくつかの作品で共演してます。
ちなみに、キャプチャーする際に、最初はWindows Media PlayerでDVDの再生をしていたのですが、「わき毛」しシーン以降はSMPlayerを使ってます。正規版のDVDであっても、暗い画面がつぶれずに、きれいに再生されます。やはり、MSはだめだなあ・・・